第15回鳥取県作業療法学会
第15回 鳥取県作業療法学会
Congress of the Tottori Occupational Therapists 2018
第15回鳥取県作業療法学会
学会長 土井 宣幸
" 地域と伴に 地域を学び 地域に生(活)きる"
このたび,第15回鳥取県作業療法学会を来る平成30年11月25日(日)に米子市淀江文化センター(さなめホール)におきまして開催させていただく運びとなりました.
近年,我が国は,諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています.2025年には,認知症の人は約700万人となり,65歳以上高齢者に対する割合は,5人に1人になると見込まれています.このような状況の中,団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に,重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう,住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が進められてきています.その中でも,認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)に策定されている認知症当事者施策を主眼においた街づくりが求められています.
本学会では,テーマを「地域と伴に・地域を学び・地域に生(活)きる」としました.地域包括ケアシステムの構築に向け,鳥取県作業療法士会においても平成27年度より鳥取県地域医療介護総合確保基金の助成のもと,地域に活躍できる人材育成を進めてきており,作業療法士が地域で活躍する機会も徐々に増えてきています.そんな中だからこそ,我々は作業療法士である前に地域の一員であることを認識し,地域の目線で地域の実情を学ぶ機会が必要であると考えています.
このたびの特別講演は,認知症の母に愛情たっぷりに寄り添う様を描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」の原作者であり漫画家の岡野雄一氏を講師としてお招きします.認知症に向き合う方々の想いを学ぶ機会にするとともに,地域と伴に生きていくことはもちろんのこと地域で活躍できる術を学べる有意義な学会となることを願っています.
開催概要
開催日
2018/11/25
開催時間
10:00〜16:00
第15回鳥取県作業療法学会
Congress of the Tottori Occupational Therapists 2018
■ テ ー マ
「地域と伴に 地域を学び 地域に生(活)きる」
■ 日 時
2018年11月25日(日)10:00〜16:00
■ 会 場
米子市淀江文化センター(さなめホール)
〒689-3403 鳥取県米子市淀江町西原708-4
TEL: 0859-39-4050
■ 主 催
一般社団法人 鳥取県作業療法士会
〒683-0841 鳥取県米子市上後藤3-5-1 リハビリテーション課内
TEL: 0859-29-5351
■ 学 会 長
土井 宣幸
介護老人保健施設はまかぜ
■ 大会事務局
YMCA米子医療福祉専門学校 作業療法士科
〒683-0825 鳥取県米子市錦海町3-3-2 (実行委員長:高梨 悠一)
TEL: 0859-35-3181
締切:2018年11月12日(月)
演題は締め切りました.
第15回鳥取県作業療法学会
学会長 土井 宣幸
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
10:00
10:25
学会長講演
特別講演
ポスター発表
口述発表
閉会式
10:20
11:55
13:00
14:00
【無料映画上映】
「ペコロスの母に
会いに行く」
(30分✕2部)
15:40
16:00
「ペコロスの母の思い出」
〜認知症の母と過ごした日々〜
岡野雄一 氏
13:00
15:00
Congress Timetable
メイン会場
会議室(大)
イベントホール
メイン会場
会議室(大)
イベントホール
会場内(ホワイエなど)では機器展示や図書販売などを行っておりますのでお気軽にお立寄りください.
会場ロビーでは「LA BAR」さんの美味しいコーヒーやパンも販売しております.是非ご利用下さい!
14:10
15:40
「ペコロスの母に会いに行く」作者
特別講演講師 岡野 雄一 氏
特別講演(一般参加無料)
手話通訳,要約筆記
" ペコロスの母の思い出
〜認知症の母と過ごした日々〜"
講演概要
岡野氏(ペコロス)の母が認知症となり5年間を在宅で介護しながら一緒に過ごした日々の思い出や,その後脳梗塞で倒れたのをきっかけにグループホームに入居し,そこで約10年過ごしたペコロスと母の思い出を語っていただきます.
また,母が亡くなって4年経った今だから思うこと,そして看る事で母から教えてもらったことなどを講演していただきます.
講演会終了後書籍コーナーにてサイン会を開催します
【ご略歴】
1950年,長崎県長崎市生まれ.高校卒業後に上京,出版社に勤務し漫画雑誌を担当する.40歳の時,息子を連れて長崎に戻る.タウン誌などに描いていた漫画をまとめ「ペコロスの玉手箱」「ペコロスの母に会いに行く」を自費出版.
2012年7月には「ペコロスの母に会いに行く」が西日本新聞社から出版され,認知症の母の今と昔をやさしく描くそのタッチとさわやかな感動がSNSでの口コミやメディアを通じて広がる.2013年には「ペコロスの母に会いに行く」が映画化.2014年夏,母老衰のため91歳で死去.
現在も長崎市に在住し,漫画を描き続ける.
無料映画上映
13:00〜
学会実行委員の紹介
学会長 老人保健施設はまかぜ
実行委員長 YMCA米子医療福祉専門学校
副実行委員長 錦海リハビリテーション病院
広報担当 鳥取大学医学部附属病院
会計担当 錦海リハビリテーション病院
会計担当 うらら皆生
演題担当 大山リハビリテーション病院
会場・学会誌 済生会境港総合病院
相談役 サンライズ名和
相談役 YMCA米子医療福祉専門学校
学術部長 養和病院